■対話型鑑賞とは
ナビゲーターと一緒に、複数人で1つの作品をじっくりみて、感じたこと、考えたことを同じ場にいる人たちと共有しながら、作品をみていく鑑賞方法です。美術に関する知識がなくても、気軽に美術鑑賞を楽しむことができます。

 

必要なのは自由な発想だけ-MoMAで開発された美術の鑑賞法-

1980年代半ばにアメリカのニューヨーク近代美術館(MoMA)で開発された美術の鑑賞法で、一つの視覚教材をみんなで囲み「みる・考える・話す・聴く」を繰り返すことで、論理的思考やコミュニケーション能力を自然に身につける方法です。

専門的な『知識や情報』を持って作品をみるのではなく、

自分の眼でみて感じたことや発見した事を、対話形式で交換していきます。

「自分の感じたことを言葉で説明する力」「他人の意見を深く理解し受けとめる力」が養われ、深い観察眼だけではなく、論理的思考や説明能力、コミュニケーション能力をごく自然に身につけることができると、こどもの教育だけでなくビジネスの世界でも注目されています。